裏話が表話。

2008年1月24日 08:01

これは先日ヤマトタテルの仲間と京都の有名な設計士さんの所に行っての話です。
床暖房のタフな吉田さんとゆかいーなの新日本石油の井上さん。
木材と耐震金物コボットの田中さんと4人で行ってきました。
写真はみんなブログ用の写真を撮っている。(の図です)
それぞれ現場をしてきた強みってのを持ってて。
私も10年以上珪藻土屋をしてきて。
やっぱり失敗をしてきました。
失敗を含めての経験がノウハウです。
本当の物の善し悪しや失敗は事故でわかります。
床暖房の安心性も床暖房事故の話を聞いていて
なぜそのメーカーさんの物は事故が起きたのか?
なぜ、ゆかいーなは安全なのかがわかります。
タフな吉田さんの豊富な床暖房の実績から
どんな施工ミスが起こりがちなのかがわかります。
実際のランニングコストをどうすれば安くなるのかも。
いい家作りをするには
こういった現場での裏話が為になります。
たとえばうちの壁の居心地は最高なんだ。
窓ガラスの結露もなくなるし
寒さもずいぶん違う。
でも。
たとえば珪藻土壁エコ・クィーンは割れやすい。
だから割れにくい下地処理をすればいい。
冬は色むらになりやすい。
だから春以降に塗らせてもらったらいい。
一生物の家だから3ヶ月くらい待ったからっていいじゃない。
ホントに今何軒か待ってもらってる。
そんなことだってノウハウ?
もちろん全く動かない下地の上に塗ったんじゃヒビなんて入りっこない。
ただ、そんな家ないもん。
それよりも大事なのは安心と居心地。
健康な家族と時を過ごす居心地のいい空間。
ちょっと目をつぶらんといけん事もある。
無垢板の床板だってもしかしたらすくかもしれん。
それが自然素材。
そこはまばたきしながら通ったらええが。
まばたきせんかったら眼が乾くじゃろ。

空間工房の森本でした。(なれない標準語でがんばってみました。)

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